「デザインはおまかせします!」
デザインの仕事をしていると、こんなご依頼をいただくことがあります。
自由に作っていいなら、デザイナーとしてはやりやすいのでは?と思われるかもしれません。
でも実は、「おまかせ」は意外と難しいご依頼なんです。
デザインには「目的」が必要
チラシやパンフレットを作るとき、単に見た目をきれいにするだけではありません。
まず考えるのは、
「誰に見てもらいたいのか?」
「何を一番伝えたいのか?」
「見た人にどうしてほしいのか?」
ということです。
例えば同じ商品を紹介するチラシでも、新規のお客様に知ってもらうためのチラシと、既存のお客様に再来店してもらうためのチラシでは、見せ方も変わってきます。
目的が違えば、デザインも変わります。
「おまかせ」でも、いろいろ聞かせてください
そのため「おまかせします」と言われた場合でも、私はできるだけお客様のお話を聞くようにしています。
ターゲットは誰なのか。
一番伝えたいことは何なのか。
どんな雰囲気にしたいのか。
絶対に入れたい情報はあるのか。
こうしたことを確認しながら、少しずつデザインの方向性を決めていきます。
デザイナーは情報を整理する仕事でもある

デザインというと、色や写真、文字を使って「きれいに作る仕事」というイメージが強いかもしれません。
でも実際には、
何を目立たせるか。
何を少し小さくするか。
どの順番で読んでもらうか。
場合によっては、何を削るか。
こうした「情報の整理」にかなりの時間を使っています。
全部を大きく目立たせてしまうと、結局どこを見ればいいのか分からなくなってしまいます。
情報に優先順位をつけて、見る人が自然に内容を理解できるように組み立てる。
これもデザインの大切な役割です。
イメージが決まっていなくても大丈夫です
「デザインのことは分からないから、どう説明したらいいか分からない」
そんな方も多いと思います。
でも、最初から完成形を説明していただく必要はありません。
「こんな人に見てもらいたい」
「この商品をもっと知ってほしい」
「今のチラシがちょっと分かりにくい」
そんなところからで十分です。
お客様のお話を聞きながら情報を整理し、それを「伝わる形」にしていく。
それがデザイナーの仕事だと思っています。
「まだ何も決まっていないんだけど…」
そんな段階からでも、お気軽にご相談ください。


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