「全部目立たせてください」が一番目立たない理由

チラシを作っていると、

「この部分をもっと大きくしてください」
「ここは赤文字で目立たせたいです」
「電話番号も大きくしてください」
「このキャンペーンも重要です!」

というご要望をいただくことがあります。

もちろん、どれも大切な情報です。

でも実は……

全部を目立たせると、逆に何も目立たなくなってしまいます。

今回は、なぜそんなことが起こるのか、チラシデザインの視点からご紹介します。

全員が大声で話したら、誰の話も聞こえない

たとえば、5人の人が同時に大声で話しかけてきたらどうでしょう?

「私の話を聞いて!」
「こっちも重要!」
「これも見て!」
「ここにも注目!」

おそらく、「結局、どれを聞けばいいの?」となってしまいますよね。

チラシも同じです。

大きな文字、赤い文字、太い文字、派手な写真、黄色い背景……。

すべてを強調すると、見る人は**「どこから見ればいいのかわからない」**状態になってしまいます。

大切なのは「見る順番」

チラシのデザインで私が大切にしていることのひとつが、情報の優先順位です。

たとえば、

① 何のチラシなのか

② 自分にどんなメリットがあるのか

③ 商品・サービスの特徴

④ 価格やキャンペーン情報

⑤ 問い合わせ・申込み方法

というように、見る人が自然に情報を追えるように整理していきます。

大きくするところ、小さくするところ。

色を使うところ、あえて使わないところ。

写真を大きく見せるところ、余白を取るところ。

こうした**「強弱」**があるからこそ、本当に伝えたい情報が目立つのです。

「目立たせない」こともデザイン

「余白があるから、何か入れたい」

そう感じることもあるかもしれません。

でも、余白は決して「余っているスペース」ではありません。

周囲に余白があることで、文字や写真が目に入りやすくなります。

つまり、

目立たせたいなら、その周りを目立たせない。

これもデザインの大切な考え方です。

チラシは「情報を入れる」だけではありません

チラシを作るとき、つい

「あれも伝えたい」
「これも載せたい」

と情報が増えてしまいがちです。

ですが、大切なのは情報量ではなく、

「見た人に、何を一番伝えたいのか?」

ということ。

デザインは単に文字や写真をきれいに並べる作業ではありません。

たくさんある情報を整理して、優先順位をつけて、見る人に伝わりやすい順番に組み立てる。

そこもデザイナーの仕事だと考えています。

あなたのチラシ、「全部が主役」になっていませんか?

「文字を大きくしたのに反応がない」

「色をたくさん使っているのに目立たない」

「情報は全部載せているのに、わかりにくい」

そんなときは、一度チラシを少し離れたところから眺めてみてください。

一番最初に、どこに目がいきますか?

すぐに答えられなければ、情報の優先順位を整理するだけでも、もっと伝わりやすいチラシになるかもしれません。

全部を目立たせるのではなく、本当に伝えたいものを目立たせる。

「目立つチラシ」よりも、
「伝わるチラシ」を。

あなたのチラシ、一度チェックしてみませんか?

「ちゃんと伝わるチラシになっているかな?」
「情報を詰め込みすぎていないかな?」
「どこを改善すればいいのかわからない……」

そんな方のために、チラシを見直すときに役立つ
「売れるチラシチェックリスト」を無料でご用意しました。

デザインの知識がなくても大丈夫。

チェック項目に沿って確認するだけで、今のチラシで見直したいポイントを簡単に確認できます。

「もっと伝わるチラシにしたい」と思ったときの、最初の一歩としてぜひご活用ください。

福岡県生まれ/神戸市在住。
フリーランスのグラフィックデザイナーです。
デザイン事務所で20年以上の経験を積み、2013年より「赤木デザイン」として活動。
チラシ・パンフレット・カタログ・ポスターなど、販促物を中心に制作しています。
「伝わるデザイン」を大切に、お客様の想いや目的を整理し、集客につながるデザインをご提案します。
ランサーズ認定ランサー
受注実績505件・満足評価506件・良い評価率100%
※2026年8月現在

赤木デザインをフォローする
チラシ
シェアする

コメント

🎁 無料プレゼント
プロが教える
反応されるチラシ改善チェックリスト20
無料で受け取る →